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カナダの銀行に関して(Scotial Bank、TD Bank)

カナダの銀行に関して(Scotial Bank、TD Bank)

前述したBMOの口座を開設する前は、Scotial Bankを長い間利用していた。
Scotial Bankはカナダに来てかなり早い段階おそらく1カ月か2カ月程度で、口座開設のため足を運んだ。Scotial Bankを選んだ理由はダウンタウンの支店に日本語を話すことのできるスタッフがおり、その人に直接アポイントメントを取る方法が丁寧に記載されているページを見つけたからである。
そうしてScotial Bankの口座を開設した。ここでも口座開設の際、同時にChequing AccountとSaving Accountが開設される。しかしクレジットカードを作るには1年以上の滞在と安定した職業、そして給料明細等の証明書が必要であると言われ、諦めた。
その丁寧な説明書きがあるサイトには無料で口座が開設でき、クレジットカードも同時に作れるとのことだったので、がっかりした。
そしてこの”日本語の喋れるスタッフ”は奥さんが日本人らしく多少日本語は喋れるのだが、基本説明は英語でどうしてもわからないところだけ、たどたどしい日本語で説明するという感じだった。
ちなみにBMOの図書館のそばの支店にも日本語をしゃべれるスタッフがいると聞いて、日本人のスタッフだと思って行ったら、日系カナダ人なのかかなりたどたどしい日本語で完璧な日本語を話す日本人とは程遠い感じであった。

そしてTD Bankこれはかなり大きい銀行である。BMOもScotial Bankもカナダ5大銀行に含まれかなり大きい銀行なのであるがTD Bankには大きな利点が2つある。

1つはほとんどの店でTDバンクのキャッシュマシーンやチェックを利用しているという点である。これはワーホリできた人はほとんどの場合、お店側から小切手(チェック)でお給料を受け取る。この小切手がほとんどTD Bankの小切手なのである。
そのため、他の銀行(TD Bank以外)では小切手を銀行の窓口に持っていってからは1週間程度ホールドされ、引き出せる上限がその期間は$100程度までとなるのだが、TD Bankの口座を持っていれば、小切手を持っていってその場で現金を全額もらえるというのだ。その上、ATMでもこの操作ができるらしく、わざわざ窓口の長い列に並ばなくて済む。これはワーホリの人にとってはかなり大きな利点である。そもそもワーホリ以外の人で収入がない人はカナダで銀行口座を開設するメリットはあまりない。

そしてもう一つの利点は、TD Bankはカナダ以外にも支店があるという点。アメリカのニューヨークに行った際、TD Bankの支店をよく目にした。調べると東海岸の大都市にはかなりの数の支店があるようである。これはかなり大きな利点でカナダで稼いだお金をアメリカで自由に米ドルで引き出せるのはかなり便利である。
そしてこれだけ支店があるということはTD Bankのデビットカードはアメリカ国内で普通に利用できるはずである。

残念ながら私はTD Bankの口座を開設しなかったため、人から聞いた話と憶測になるがTD Bankの口座を開設するのが最もメリットがあるのではないかと思う。

実際トロントのBMOの支店で話を聞いた時、BMOのデビットカードもUSAでもメキシコでさえも普通に自由に使えると聞いていたのだが、実際アメリカに来てみてほとんどの場合、使えなかった。銀行員の話を鵜呑みにするのはやめた方がよい。

そしてScotial Bankにも実はメリットがある。長くなったので次のページに記述する。