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異なる銀行での現金の引き出し手数料(TD Bank in USA)に関して

そんなこんなでなんとかダウンタウンまで到着した。約束の時間は1時半。その時間まではまだ余裕があったので、少し図書館の周りを見て回ることにした。
この時まで、現金を持ち合わせていなかったので、どうしても現金を手に入れたかった。いくらアメリカがクレジットカード社会だからといって現金を全く待ち合わせていないと至るところで不便な思いをする。屋台やバスの運賃も現金だし、そもそもバスでは基本的にお釣りが出ないから細かい$1札や小銭も持ち合わせている必要がある。チップも基本現金で支払いするし、小さいCafeなどはクレジットカードが使えても$5以上からといった制限があったり、そもそも使えないところも結構ある。アメリカはクレジット社会だから現金は必要ないというのは嘘である。なんだかんだいって実社会ではまだまだ現金が強い。
事前に調べた結果によるとBMOバンクの支店もニューヨークだけには存在していた。さすがはニューヨークと思っていたのだが、結局調べた住所の場所にはBMOのオフィスはあったが、支店ではなく銀行業務は行っていなかった。ということは、BMOの銀行に預けてある現金はそう簡単に引き落とせないということである。
日本と一緒で違う銀行で引き落としをするとお金の移動に手数料が取られることにはなるが引き落としは可能なはずである。
そこでTD BankのATMで引き落としすることにした。TD Bankは前述したが、カナダをメインに展開しているカナダの銀行で、アメリカの東海岸にも多数の支店を展開している。カナダの銀行であれば、アメリカの銀行よりも容易に安価で現金の引き出しが可能であるだろうと読んで、TD Bankを選んだのだ。
しかし、結局TD Bankの受付で手数料を聞いたところ、TD Bank以外のカードを使う場合はATMを使うだけでATM使用料が$3ほど徴収され、さらに銀行間の現金送料がかかるとのこと。しかし銀行にもよるのか現金輸送料がかかるのか教えてくれなかった。
ATMでは普通に現金の引き出しはできた。なんの表示もなかったのでもしかしたら、手数料はかからなかったのかもしれないと期待したが、後からカードの明細で確認すると結局$20以上取られていた。
ちなみに街の両替屋で手持ちの$70のカナダドルをUSドルに両替するといくらになるか聞いたところ、同額の$20程度手数料で持って行かれるとのことだった。