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2013,12,29 トロント観光5日目(Kensington, Harberflont)

この日は朝から荷物の整理だ。チェックアウトしなければならないからだ。
なんとか朝食とチェックアウトを済ませて、荷物を預けた。このホステルはチェックアウトした後も1日までなら荷物を預かっていてくれる。日本のようにコインロッカーが普及していない海外では非常に助かる。
kensington Marketはこのホステルの隣の通りだった。数メートル歩くとKensington Marketの入り口に辿りつく。Kensington Marketは個性的な店が多かった。おもしろい雑貨屋やカフェがたくさんあった。いかにも女子が好みそうなストリートである。
そして歩いていると、中国語の看板が目立ってきていつの間にかChaina Townに入る。Knesington MarketとChaina Townは隣り合っているのである。
しかし、バンクーバーで見慣れていたChainaTownは特に見どころもなく、早々に後にした。今日は昨日のうちに場所を調べておいたトロント大学の図書館にも行ってみることにした。リトライである。
無事に図書館には辿り着いたが29日だけ休館日ということで、中を見学することはできなかった。なんとも不運である。
それから、King stationを経てHarberflontに向かった。
Union StationからHarberflontまで特に標識などもないので、手元のGoogle Mapのスクリーンショットと勘のみが頼りである。案の定迷ってしまいかなり駅周辺を彷徨ってしまった。それでもなんとかHarberflontまでたどり着いた。
このころにはすでに空腹が限界に達していた。ありがたいことに小規模のショッピングモールがあり、わずかではあるがレストランも入っていた。その中で、中華料理の店を選んだ。別に中華料理が食べたかったわけではないが、他の店はフードコート形式の店で2店舗しかなかった。この中華料理屋は一見高級そうな感じだったが、値段はランチタイムということもあってか割とリーズナブルで、$12程度だった。このレストランはモールの2階に海側に位置しており、海を一望できる。
味も量も大したことないが、景色がいいのとWi-fiが使えたので良しとする。Wi-fiの有無で評価が増減するなんてネット天国の日本では考えられない。
食事をしてなんとか落ち着いたので、その辺を散策することに。Herberflontと言っても何があるのか全く知らない。
しかし、ちょっと歩くと"The Power Plant"とかいう煉瓦造りの建物が現れた、なかは歴史博物館のような感じだったが、入場料がいるようだったので、今回は中を通り抜けるだけにした。何しろ今回の旅行は貧乏旅行なので、できるだけ旅費は削らなければならない。そういう意味でもKoheiの家に居候することができなかったのは痛手だったが、初めてのホステル体験ができたことを考えれば、それはそれで良かったかもしれない。

話を戻すと、Harberflontは海沿いにウッドデッキが長く続いており、そこには雪が積もっていて、海辺も氷が張っているといういかにも冬国らしい景色が続く。スケートリンクやアート系の雑貨屋などもあってぶらぶら散歩するにはなかなか楽しめるポイントであった。
ウッドデッキがうねった様な珍しい形をした場所“Simcoe Wave Deck"もあったのだが、今は雪で滑って危険なためか、残念ながらフェンスで閉鎖されていて中には入れなかった。
そこから、Union stationまで徒歩で戻り(まぁまぁな距離である。ほんとうはバスに乗りたかったのだが、上手くバス停を見つけることができず、そうしているうちに駅までたどり着いてしまった。)
そして次は”The Distillery"と呼ばれる煉瓦作りのオシャレなエリアである。中はアート系のものが多い、実際工房もあって作品を買うこともできるようになっていた。他にもオシャレな雑貨屋や有名なチョコレート屋など非常に楽しいショッピングスポットである。煉瓦造りなので街の雰囲気もオシャレで、特に日が落ちてくるとシンプルなイルミネーションがより一層オシャレな雰囲気を醸し出していた。
雰囲気はなんとなくバンクーバーのイーエルタウンやガスタウンに似ていた。値段は基本的にかなり高めの設定なので、ぶらぶらと見て回る程度にしておくのが適当かと思う。

そしてまた徒歩で”Lawrence Market"に向かった。ここは駅まで行く途中にあるので帰宅途中に立ち寄ったという感じだ。しかしすでに時間は6時を回ろうかとしている時だったため、、完全に片付け清掃モードだった。ここは市場のようなところで、そもそも朝市とかをやっているような市場なので、この時間にもうやっていないのは当然と言えば当然である。外観だけ写真に収めて、駅に向かった。
ちなみにこのあたりは最初に泊まったホステルの側に位置していた。ホステル周辺で目的地を探すのも効率的に観光地を回る一つの手である。
今回はいろいろと学ぶことがあった。
いよいよトロントを後にして、ニューヨークへ旅立つ時が近ずいてきた。
宿泊していたホステルに戻り(すでにチェックアウト済みであったが、荷物を預けてあったのでそれを取りに行く必要があったのだ)荷物を受け取った。この時点でまだ、7時前後、出発は11時だったので、このままターミナルに向かってはかなり時間を持て余してしまう。ホステルのスタッフにロビーで時間を潰していいか尋ねると了承してくれた。ここはWi-fiが使えるし、荷物の整理もできて、疲労困憊の体に湿布を貼ることもできた。ほんとうにありがたかった。そこでニューヨークの観光地などいろいろと必要事項を調べて3時間ほど時間を潰した。
ツアーや事前にかなり緻密に計画を立てた場合以外、かなりのことを調べなければならない。今回の旅行で改めてこのことを思い知った。調べ物以外にもホテルの予約やレンタカー予約、その他アクティビティーなどもパソコンがあれば、クレジット決済でその場で予約できる。なのでパソコンは旅には必須である。
次はもっと持ち運びのしやすいMacAirなどを買おうと心に決めたのもこの旅中のことであった。